研究課題 -Regional IX-
現在、情報通信技術の普及に伴う通信インフラの整備が各地で進んでいます。
大分県では2001年から2003年にかけて、自設の光ファイバ網で全県域をカバーする「豊の国ハイパーネットワーク」を構築しました。また私達の研究室では、
地域ネットワークを支える基盤として、大分版地域IXである「豊の国IX」を
2003年4月より運用しています。「豊の国IX」を通して、大分地域内の自治体、ISP、企業、大学等が相互に
接続されています。
Regional IXグループでは、豊の国IXの運用に関する研究を行っています。大分県内の地域IX(豊の国IX)の運用を
通して、トラフィック情報の解析、経路制御プロトコルやセキュリティ対策の検討などを行います。

図1:豊の国ハイパーネットワーク構成図
【平成24年度担当者】 : 未定
論文など
- 大分県の高速通信ネットワークとそれを用いた地域IXの構築と
その運用経験について
宮部 博行, 吉田 和幸, 西野 浩明, 青木 栄二,
凍田 和美, 宇津宮 浩一
マルチメディア通信と分散処理シンポジウム論文集
情報処理学会シンポジウムシリーズ Vol.2003, No.19, pp. 245-249(2003).